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カリキュラム | 地域みらい大学

地域みらい大学2017
住民とともに未来を描き、未来を創る


2014年にはじまった「地域みらい大学」はこれまで高知県佐川町、岐阜県御嵩町、富山県氷見市、北海道札幌市など、全国各地の自治体と協働し、まちづくり、観光、交通、保健、総合計画策定など、様々な分野の課題解決のプログラムを開催してきました。

3年間のプログラムを通じて、地域が10年程度の中長期的なスパンで活性化し、未来を切り拓いていくためには、必要なポイントが3つあることが明らかになってきました。

2017年度は、この3つを地域に生み出し、地域が未来に向けて動き出すエコシステム(地域が自発的に動き、活性化し続ける生態系)をつくっていきます。
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カリキュラム例:
高知県佐川町
「みんなでつくる総合計画」


1. 現状分析:過去と今を知る
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◎ 町民アンケート
10年前の調査との比較で町民や町の変化を把握。佐川町民の幸福度を全国および高知県との比較で分析することで、計画づくりの課題を発見。
◎ 町長/コアメンバーヒアリング
それぞれの町にかける想いをヒアリング。
◎ 政策レビュー
「⾏財政」「環境」「商業」「医療・福祉」「教育」「暮らし」の6テーブルに分かれ、各分野ごとに10年で実施した取り組みや施策の成果、課題を付箋でまとめ、振り返る。
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2. 住民ヒアリング:想いを集める
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◎ 人財発掘ワークショップ
「どんな人の話を聞くといいか?」をテーマに、「教育/福祉/医療」「農林業」「商工業/町の活性化」「環境/ 暮らし」の4つのテーブルに分かれ、佐川町の魅力的な人を付箋に書き出すワークを実施。
◎ ヒアリング
1時間程度時間をもらい、ワークショップ参加メンバーでヒアリングを実施。まちづくりの活動の歴史から、活動してきて楽しかったこと、難しかったこと、そして佐川町の抱える課題や町への思い、今後の町政への期待、活動の展望など、さまざまなことをヒアリング。
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3. 未来予測:変化を読む
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◎ 現実的な未来の把握
人口減少や高齢者の増加といった人口構造の変化、医療福祉関連支出の増加やインフラの老朽化といった生活の変化を示す推計データ等を活用し、このまま何もしなかった場合、それぞれの分野にどんな未来が待ち受けいるのかを予測。
◎ 未来の可能性の探索
日本や世界で起きている社会の変化の兆し(変化兆しカードというツールを活用)を発見し、未来の可能性を広げる。
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4. 住民ワークショップ:未来を住民みんなで語りあう
5. 未来シナリオ創造:未来像を具体的に描く

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◎ 未来づくりサロン
町民を対象とした町づくりのためのアクションを考えるサロンを全17回開催。分野別、地区別、次世代向けと、対象者を変えながら、福祉や教育、産業まで、幅広くアイデアを出し合う。
◎ 未来像創造ワークショップ
現実的な未来、住民の思い、未来の可能性をもとに、10年後の町の姿を記述。アウトプットは総合計画別冊版(次ページ)として、出版し、町民全員に配布。
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6. アクション : できることから始める
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◎ 施策立案ワークショップ
未来づくりサロンで話し合われた内容やアンケートから、これからのまちづくりに必要な町役場としてのアクション(施策)を語り合うワークを実施。7分野45の施策を立案。
◎アクションプロジェクトの企画・推進
未来像実現のための具体的な企画をつくり、実践する。