vol.5

【DAY4】開催レポート

2015.8.07

全四日間のカリキュラムも本日が最終日。10時半の開催10分前に、参加者ほぼ全員がそろうという、とても良い雰囲気の中スタートしました!

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本日はスクールの集大成となる、各自治体ごとの大発表会。

1鳥取県大山町
2埼玉県横瀬町
3長野県辰野町
4福井県あわら市
5富山県氷見市
6岐阜県御嵩町
7山口県阿武町

の順番で、参加者みなさんが精魂込めて創った「地域の未来を描いたプレゼンテーション」を、参加者全員でありがたく拝聴し、みんなで意見交換していきます。午前の部、ふたつの自治体のプレゼンテーションが終了しました。ビジョンや施策を10分で発表し、参加者が25分フィードバック。

「この施策はすばらしかった!」
という意見はもちろんのこと、
「具体的にここはこうしたほうが良いのでは?」
「もっと感性パートも研ぎ澄ますと良いね」
など、真剣なやり取りであっという間の昼休みです。

各プレゼンの最後には、issue+design代表の筧と、慶應義塾大学大学院前野教授が想いを伝えます。

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各自治体、サポートメンバーとのお昼を過ごした後、午後の部のスタートです。前半では、長野県辰野町、福井県あわら市、富山県氷見市がそれぞれプレゼンテーション。フューチャーセンターの活用や、インターンシップによる学生にフォーカスした施策、地域資源を活用した新しい競技の開発などなど、いろいろなアイデアが発表されています。

「もっと詳しく聞かせて欲しい」
「想いにパッションがあっていいね」
「短期的なターゲットを設計してみては?」
などなど、引き続き参加者の意見も活発に出ました。

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午後の後半パートは、岐阜県御嵩町、そして山口県阿武町です。それぞれの地域に潜む、本当は重たい課題をポップに捉える逆転の発想から、人柄がにじみ出た企画やアイデアまで、素敵なプランが発表されました。

他の自治体のことを自分ごと化して、自身の自治体のアイデアに昇華したり、逆質問で「みなさんのアイデアをくださいっ!」といったプレゼンがあったり、創造的で、前向きな対話の場が創出されています。長期にわたりワークをご一緒しているので、仲間意識の高まりを強く感じました。

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いよいよ地方創生スクールもフィナーレが近づいてきました。

イベントの最後では、各自治体のプレゼンテーションに寄せられたフィードバックを読みまわしながらのチームミーティング。第三者の声を聞くことで、自分たちでは気づかなかった様々な視点から示唆を得ました。

最後はお決まりのフォトセッション&お待ちかねの懇親会!地域をこえ、組織をこえ、世代をこえて、労をねぎらいつながりを強化しました。

締めのあいさつは、慶應前野教授より
「まだまだこれは中間発表。みなさん、ぜひ発表だけにとどまらず、実践したり、ぜひ形にしていってくださいね!どうぞお幸せに(笑)」
の愛情あふれるメッセージ。

改めて。
4日間頑張りきった参加自治体の皆さんと、がっちり傍で伴走しながら応援し続けてくれた学生サポートメンバーのみなさんに感謝をこめて。

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vol.4

【DAY3】開催レポート

2015.7.14

地方創生スクールDay3始まりました、雨の日本橋です。

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今日は10時〜21時までの長丁場です。

午前中は「ありたい未来」を構想する未来シナリオセッションについてissue+design代表筧祐介から説明。

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午前中もう一つのインプットは慶応大学SDM研究科前野隆司教授から「地域を元気にする幸福学」について講義。1500人の日本人へ行った心的要因の因子分析くら抽出した4つの幸福因子について。これからの日本の未来を創る自治体職員の政策立案の肝になりますね。

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11667378_862543683832850_4541315611717995261_n(7自治体の参加者、サポーターの学生達はたくさんの資料を読み宿題を持ち寄り参加しています)

午後の部。「人が集まり、仕事が生まれ、経済が回る。」2030年にそんなまちにするためにどんな仕組み・制度・サービスが必要か。未来シナリオを描くのが今日のゴールです。

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午後の最初のセッションは宿題の100以上の先端事例カードから選んできた事例と地域資源を掛け合わせ地域で取り組むアクションアイデアを考えます。

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最後は、各チームみんなで考えたアクションアイデアの中から、一人1アイデアを担当し発表!

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「人が集まり、仕事が生まれ、経済が回る。」

そんなまちの未来が見えるアイデアを、たくさん見ることができました。

次回DAY4は、いよいよ最終回。これまでの講義を活かし、地域の特性を活かし、これからの時代に求められるような、そんなアクションが盛り込まれた地方創生プランを発表してもらいます。
vol.3

【DAY2】開催レポート

2015.6.15

去る、6月12日(金)。

地方創生スクールのDAY2が、ウィルソン・ラーニングワールドワイド本社にある、イノベーションセンターにて開催されました。

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スペイン大使館や、スウェーデン大使館に挟まれた、六本木一丁目にある同会場は、DAY1の日本橋とはまた違った趣きです。


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DAY2は『課題解決の方法論を学ぶ』と題し、各オピニオンリーダーによる講義を中心とした構成となりました。


10時半の開会宣言後、山田桂一郎先生による『世界で選ばれる観光地づくり』のお題目で、スイスの事例を題材に「観光の本質」を、独特の語り口調で伝えていきます。


11390567_853454444741774_1733724232566250753_n-1(山田桂一郎氏/JTIC.SWISS代表、和歌山大学産学連携研究支援センター客員教授、北海道大学観光学高等教育センター客員准教授、総務省地域力創造アドバイザー、内閣府地域活性化伝道師、環境省環境カウンセラー)





 

厳しい現実のお話あり、ハイジネタを盛り込んだユーモアあり。
参加いただいた皆さんの眼差しも真剣そのものです。

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講義終了後、得られた気づきや示唆、思い描いたことを付箋に書き出し、グループワークで対話を深めていきます。

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DAY1同様、課題を可視化したり、解決方法のアイデア発想をしたりと、参加者の皆さん、積極的に取り組んでいただきました。

山田氏の講義とグループでのディスカッションで、午前中の部は無事終了。思い思いお昼休憩を取ったのち、午後の部は、山崎氏の講義からスタート。

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(山崎 亮氏/studio-L 代表、東北芸術工科大学教授・コミュニティデザイン学科長、 大阪府立大学大学院修了、東京大学大学院工学系研究科修了、工学博士)

 

イントロダクションは広島県のユニークな事例のご紹介。喜々とした語り口調と、わかりやすい内容、情熱的な身振り手振りをまじえて、熱く講演いただきました。

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「友達の数で寿命はきまる」パートでの自治体の皆さんの素敵な笑顔が印象的です。

 

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(某テレビ番組も講演模様を撮りたいということで急遽ジョイン。繋がりを大切にされる山崎さんの真骨頂、ですね。)

 

DAY2最後の講義は、西原氏による「食と地域ブランド」の講義です。

11377348_853507858069766_7124958446612250014_n(西原行徳氏/グラムコ株式会社 取締役。大手メーカーのグループブランディングをはじめ、人材、地銀、IT企業のメジャーブランドの強化・浸透、さらには老舗和菓子屋や科学館のブランド構築まで、幅広いフィールドにてブランディングに取り組む。)

 

「ブランドとは」というわかっていそうで不明確な領域を、わかりやすく定義。いわゆるビジネス領域の「ブランド」から、地域を主とした「地域ブランド」まで、事例や「問い」を中心に講義いただきました。

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(たくさんの情報をどんどんメモしていく参加者の皆様達)

その道のプロフェッショナルである、各オピニオンリーダーの話を集中して聞き、どんどん課題や解決方法を発想し、可視化していく。

『観光』『福祉』『食』といった、地域親和性の高いポイントにフォーカスしての講義構成に、得るものも大きかったようですが、とてもとてもお疲れになったこととも思います。

次回DAY3は7月3日。

『地域の未来像を描く』と題し、10:30〜21:00、丸一日を費やす集中講座となります。

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引き続き、issue+designほかサポートメンバー含めて、各地域の皆さまに有意義なお時間を過ごしていただけるよう、サポートして参りますね!

三者三様の講義が光ったDAY2レポート。今号はこの辺で。

vol.2

【DAY1】開催レポート

2015.6.08

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地方創生スクール【DAY1】が、去る5月29日(金)CLIPニホンバシにて開催されました。

今回ご参加いただいたのは、富山県氷見市、福井県あわら市、埼玉県横瀬町、長野県辰野町、岐阜県御嵩町、鳥取県大山町、山口県阿武町の2市5町、計7自治体。

遠方から参加いただいたかたも沢山いた中で、みなさん時間通りにご参集いただき、定刻通りのスタートとなりました。

今回、新たな取り組みということもあり、各自治体の島に「サポートメンバー」と称した選抜学生メンバーをジョイン。

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各担当地域の情報を事前に調査した学生メンバーを優しく受け入れてくれる各自治体の参加者の皆さまたち。

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終始和やかなムードのアイスブレイクから会はスタートしました。

 

講義やワークショップに入る前に、たくさんの地域を思う方々同士でぜひ繋がってほしいという想いをこめて、各地域の特産品や名所を背中に貼り、コミュニケーションで自分に貼られた内容を当てていくワークを開催しました。

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「簡単すぎて逆にわからないっ!」
「これ、そもそも知らないから難しすぎるよ〜」





などなどワイワイガヤガヤ。

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たくさんの地域の方々と、見えない特産品や名所について語らいながら、対話することで、一気に距離が近づきました。


 

場があたたかくなったところで、issue+design筧による講義パートで、いよいよ創生スクールがスタート。

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地方創生の最新事例や、私たちチームの取り組みの詳細事例などをもとに、地方創生の本質的な部分や、今回のスクールの全体像について理解を深めました。

ワークの後半は、慶應義塾大学大学院SDMの前野教授のよる、因果関係ループのワークです。


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課題を洗い出したり、その課題をグルーピングしたりしながら、時に頭をストレッチさせてキーワードを絞り出したり、グルーピングした内容をインサイトで「味わって」みたり。


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座学ではなく、時に立ったり歩いたり、談笑しながらワークは進んでいきます。

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(様々な課題や、因果関係を、対話の中から可視化して書き出します)

 

一通りのワークが終わったら、各自治体それぞれ発表していきます。

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発表ごとに、前野教授が一つ一つ丁寧にフィードバック。それをみんなで聞くことで、気づきや示唆を得ることができました。

 

はじめましての方々が多い初日の締めくくりは、さらなる親睦を深めようと、同会場で懇親会を企画。

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地域をこえて、参加者同士が積極的に意見交換する珠玉の時間となりました。

 

中でも大いに盛り上がったのが、地域の産品紹介コーナー。

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(定番モノから、珍味の差し入れまで色とりどり)

盛り上がってきた自治体職員さんから、力の入ったプレゼンテーションや、

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その土地ならではの食べ方の実演まで、楽しい時間を共有することができました。

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長い時間ともに学び、美味しい産品を肴に一献ご一緒したことで、地域や世代をこえた友情が芽生えたところで【DAY1】は無事終了。

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(地域の方と学生サポートメンバー、がっちり握手で「次回もぜひ!」)

 

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改めまして、みなさん大変お疲れさまでした。

次回6月12日(金)開催【DAY2】での再会、楽しみにしています!

 

今号はこの辺で。

vol.1

開校のご案内

2015.2.20

地域の未来を、自分たちの力で切り拓きたい。

そんな行政職員を募集します。

昨年、「地方消滅」という言葉が大きなインパクトを与えました。
大都市への流出と少子化による人口減少、超高齢化、地域産業の衰退…
日本の地方圏を取り巻く環境は厳しさを増しています。

そんな地域を救えるのは、地域で暮らす住民一人ひとりと行政職員です。
地域の課題をリアルな自分ごととして感じている皆さんだからこそ
捉えられる「問題の本質」がある。
提案できる「実質的な創生プラン」がある。

地域を救えるのは、地域住民の力なのだ。
私たちは、いまそう信じています。

地域みらい大学と慶應義塾大学SDMの
地域産業育成、地域活性化に関するノウハウを活用し、
同じような志を持つ他の地域の行政職員とともに、
地域の未来を切り拓きましょう。

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■ 目的
地域を代表して参加する行政職員が他自治体の仲間と切磋琢磨し、自分たちの地域の10年後を担う地方創生プランをつくる。

■ 日時
5/29, 6/12, 7/3, 8/7(いずれも金曜日)
*6/12のみ、慶応義塾大学の公開講座として一般の方の参加も無料で受け付けます。募集開始は5月上旬頃を予定。
→ 会場の都合により、公開講座の開催は中止となりました。

■ 場所
Clipニホンバシ
東京都中央区日本橋室町3丁目3–3 CMビル 6F
*6/12のみ 慶應義塾大学 にて開催します。

地方創生スクール_web_programDAY1 地域の課題を構造化する
5/29 13:00 - 17:00
【講 義】ソーシャルデザインと地方創生プラン 筧裕介(issue+design代表)
【講 義】デザイン&システム思考と地域課題 前野隆司(慶應義塾大学大学院教授)
【ワークショップ】システム思考マップを活用し課題を構造化する
【課 題】各地域に戻り、システム思考マップをブラッシュアップする

DAY2 課題解決の方法論を学ぶ
6/12 10:30 - 17:00
【講 義】世界で選ばれる観光地づくり 山田桂一郎(JTIC.SWISS代表)
【講 義】福祉とコミュニティデザイン 山崎亮(studio-L代表/東北芸工大教授)
【講 義】食と地域ブランド 西原行徳(グラムコ株式会社取締役)
*各60分の講義後に講師を交えた各分野別ワークショップを実施

DAY3 地域の未来像を描く
7/3 10:30 - 21:00
【講 義】地域の未来像と幸福4因子 前野隆司(慶應義塾大学大学院教授)
【ワークショップ1】幸福4因子×地域課題で未来を発想する
【ワークショップ2】先進的社会事象×地域課題で未来を発想する
【ワークショップ3】2030年の地域の未来をシナリオ化する

DAY4 地方創生プランを発表する
8/7 10:30 - 17:00
各地域が練り上げた地方創生プランを発表し、有識者および他自治体参加者よりフィードバックをもらい、ブラッシュアップします。

地方創生スクール_web_boshu■ 対象と定員
自治体職員 10 組 20-30 名
*各自治体2−3名、個人での申し込みは不可とします。
*基礎自治体職員を最低1名含む2人組、3人組でご参加ください。
*最少実施自治体数は 5 組10名とします。

■ 費用
1自治体2−3名 ¥324,000-(税込)
*各回の宿泊・交通費は各自ご負担ください。
*ご参加いただけない回がありましても返金いたしかねます。

■ 応募方法
下記フォームよりご応募ください。
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*5/11募集〆切。応募多数の場合、先着順で決定いたします。
→応募受付を終了しました。
*手続き詳細は応募フォームをご確認ください。
*関係資料は こちら
*6/12の公開講座の募集は、5月上旬頃に開始予定です。
→ 会場の都合により、公開講座の開催は中止となりました。

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■ 講師

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前野隆司(慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科委員長/教授)
東京工業大学修士課程修了。キヤノン株式会社、ハーバード大学客員教授他を経て現職。博士(工学)。ロボティクス、ヒューマンマシンインタフェースから、イノベーション教育、地域活性化まで、人間に関わる社会・技術デザインの研究に従事。「幸福学」研究の第一人者。著書に「幸福のメカニズム(講談社現代新書、2013 年)」他。


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筧 裕介(issue+design / hakuhodo i+d 代表)
一橋大学社会学部卒業。東京大学大学院工学系研究科修了(工学博士)。2008 年 issue+design 設立。以降、社会課題解決、地域活性化のためのデザイン領域のプロジェクトに取り組む。著書に『ソーシャルデザイン実践ガイド』『地域を変えるデザイン』など。人との出会いを楽しむガイドブック「Community Travel Guide」、震災ボランティア支援の「できますゼッケン」、育児支援の「親子健康手帳」などでグッドデザイン賞、日本計画行政学会・学会奨励賞、竹尾デザイン賞、Biennale Internationale DesignSaint-Etienne 2013(フランス)他国内外の受賞多数。


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山崎 亮(studio-L 代表、東北芸術工科大学教授・コミュニティデザイン学科長)
大阪府立大学大学院修了。東京大学大学院工学系研究科修了(工学博士)。2005 年に studio-Lを設立。地域の課題を地域に住む人たちが解決するためのコミュニティデザインに携わる。著書に『コミュニティデザイン(学芸出版社)』『コミュニティデザインの時代(中公新書)』他。


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山田桂一郎(JTIC.SWISS代表)
1987 年からスイス・ツェルマットをはじめ、スイス国内の地方政府観光局でマーケティングに携わる。92 年に JTIC. SWISS(日本語インフォメーションセンター)を設立。海外での経験から「世界のトップレベルの観光ノウハウを各地に広める観光カリスマ」として日本政府から選定される。和歌山大学産学連携研究支援センター客員教授、北海道大学観光学高等教育センター客員准教授、総務省地域力創造アドバイザー、内閣府地域活性化伝道師、環境省環境カウンセラー等。


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西原行徳(グラムコ株式会社 取締役)
地域、企業、組織のブランド理念構築から、 ネーミング開発、ロゴマーク、各種デザイン作業のディレクションに至るまでのプロジェクトマネージメントを数多く担当。大手メーカーのグループブランディングをはじめ、人材、地銀、IT企業のメジャーブランドの強化・浸透、さらには老舗和菓子屋や科学館のブランド構築まで、幅広いフィールドにてブランディングに取り組む。「地域ブランド」の専門家として、富山県氷見市および北海道日高町にて開催された地域みらい大学にて、地域ブランドづくりに従事。


■ ファシリテーター

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西上ありさ(studio-L)
2003年大阪芸術大学芸術学部環境計画学科卒業。2005年よりstudio-L参画。2009年から2011年にかけて海士町教育委員会のまちづくりコーディネーターとして集落診断・集落支援に携わる。主な仕事に、住民参加による総合計画の策定、地域の特産品開発、集落診断・集落支援、地域包括ケアなど。

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主催:慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科*1 / 地域みらい大学*2
共催:issue+design株式会社博報堂
協力:株式会社studio-Lグラムコ株式会社

*1 慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科附属 SDM 研究所ソーシャルデザインセンター(SDC)
地域課題解決・地域活性化などの学術研究と実践を実施中。また、小布施町に分室(略称:小布施町・慶應 SDM ソーシャルデザインセンター)を設けて実践的研究を実施。具体的には、地域活性化のための手法の体系化研究や事例研究、未来教育会議や issue+design との連携を実施。

*2 地域みらい大学
株式会社博報堂、 issue+design、グラムコ株式会社、NPO 法人ミラツク他との共同で、ソーシャルデザインの手法を使って地域の課題解決人材を育成し、プロジェクトを実践するデザインスクール。2014 年度は氷見市(富山)、佐川町(高知)、神戸市(兵庫)、日高町(北海道)、銚子市(千葉)にて開催。